モテキ(イブニングKC・恋愛系コミックス) 著者・久保ミツロウ氏
恋愛にヘタレな草食系男子、藤本幸世が主人公のマンガが今、人気のようです。
あるとき突然、いろんな女性からモテまくるというストーリー。
このマンガを読んだ人のレビューを見ると、割と高評価なコメント多数。
モテキ1(漫画コミックス)著者・久保ミツロウ・出会いと恋愛のコミックス
主人公の藤本幸世は、モテ期で過去に知り合った女性から、電話やメールが突然くるというシーンから始まる。
マンガの内容を分析してみる。
1.この物語は、出会いが偶発的。
2.主人公は話しやすいという特徴を持っていて誘いの電話が多い。
3.自分で選んだ相手ではないので、男性側も女性側も気持ちに迷っているような感じ。
この漫画に限らず、恋愛もののマンガやドラマって、偶発的なものに頼りすぎている印象を受ける。出会いは偶発的でなければならないという固定観念が蔓延しているのではないか。
好みのタイプを、偶発的な出来事から見つけるのは、確率的に難しいと思う。
男女の出会いを偶然の出来事や友人や知人に頼るのではなく、自ら好みの相手を選ぶという流れに変えていく必要があると思う。
偶然の出会いに期待する今の流れは変える必要があります。
モテキといコミックスにあるように、
偶然に発生する出会いは、想定外の出来事で、何もアクションを起こせないまま終わってしまうことが多いうえ、好みの相手に出会える確率が、そもそも少ない。
偶然の出会いに頼る流れは好ましくない。
アナログからデジタルへ、偶然な出会いを、必然的に出会えるシステムへ変えていく必要があります。