一目ぼれをしたことはありますか?男子禁制女子専用アンケート
http://woman.mag2.com/danshikinsei/071206.html
女子でも過半数の人は一目ぼれの経験があるそうです。
書店に行くと男性が好む本と女性が好む本で書棚が分かれているところからも分かる通り、男女の趣味がマッチするケースは例外的なもので、はじめは話が合わない方が多いのです。
つまり恋愛は、視覚を中心とした五感から始まるのが基本で、会話から恋愛が始まるケースと言うのは脳科学の視点からは例外的なカテゴリに属します。
人をはじめとする動物には、本能的に、何億もの組み合わせから瞬時に計算して自分にとって最適なパートナーを選択する機能を備えているのです。
上記の条件を満たす場所は、駅やデパートなど人がたくさん集まる場所や、恵まれた環境にある人では職場や学校などもこれに該当します。
問題は、前者のケースで、店員×客、客×客の間では全く交流が行われないという点です。
もし仮に抵抗なく交流がなされている環境が出来上がっていたならば、いきなり告白するという大上段にかまえなくとも、自然な流れでカップルが成立する割合も高くなりますし、
出会いの数が多ければ多いほど、ベストカップルになれる確率も高くなっていたでしょう。
理想は、駅やデパートのような人がたくさん集まる場所で、かつ自然にコミュニケーションがとれる場所を作ることです。
海岸通り物語・著者・正本ノン
主人公も絵里沙は、中学の時に、祖母が開いていたピアノ教室に習いに来ていた高校生の瞬に一目ぼれする。絵里沙の初恋の相手だった。そのときはほとんど何も話さずに2人は別れ、その後5年間は会う機会もなかった。
絵里沙が高校生となった17歳のときに、再び瞬と出会う機会に恵まれる。このとき2人は短いながらも会話を交わし絵里沙は2度目の恋に落ちる。
友人・蕗子の勧めで絵里沙は、蕗子のいとこの幾太郎と蕗子とともに、女性と一緒にいた瞬を尾行する。幾太郎のバイクの後ろに乗り、瞬の車の後を追う。埠頭で瞬が女性といるところ、幾太郎が悪役を演ずる芝居をうち、絵里沙は瞬のもとに駆け寄ることになる。泣き崩れる絵里沙を見た瞬は、一緒にいた女性とともに車で家まで送り届ける。
きっかけを掴んだ絵里沙は瞬がアルバイトをしているカフェへ白いバラをとどけ、何度か会話を交わしたのち、電話で気持ちを伝える。瞬は忙しくてデートにつきあういとまがないと言いつついつかデートに誘うと約束をする。この日から絵里沙は瞬からの電話を待ち続けるがなかなか電話はかかってこない・・・。
ピックアップ
「瞬さんが追うことは?」
「もちろん、あるさ。でも、気づいてしまうんだ、やっぱりね。彼女の瞳の中に、何がしかの拒絶やおびえやもろもろの感情をね。すると、それ以上追えなくなって、胸にしまいこむことばかり増える。」