株 株価 一口メモ

役に立つと思った知識や情報、思いついたこと、発見したことなどを書き留めておくサイトです。株価に関連して発見したことや気付いたこと、面白いと思ったこと、感想など。一口メモを募集しています。こちらからエントリーできます。


株価のチャートは、株価の動きをグラフに表したもので、その会社の株価が上昇していくか、現状推移か、下落しそうかというおおよそのトレンドを確認することができます。株価チャートの下には、出来高が棒グラフで表示されていて、成立した取引の量を確認することができます。
株価チャートには、ローソクのような形をした白い四角と黒い四角が並んでいます。これをローソク足といい、一日の値動きを表すものです。
白いローソク足のことを陽線と言い、四角の下辺が一日の始値、四角の上変が一日の終値を表し、その日の株価は上昇したということを示しています。さらに四角の上下にはヒゲのような線が入っています。これはズバリ「ヒゲ」といい、その日の最高値と最安値を表すものです。
黒いローソク足のことを陰線と言い、四角の下辺が一日の終値、四角の上変が一日の始値を表し、その日の株価は下落したということを示しています。

株価が上昇トレンドを描いているときに、陽線の長いローソク足が出たり、上ヒゲの長いローソク足が出てきたときは要注意。その日の終わりまでに売りが殺到した可能性があります。株価が下落する可能性があります。

株価が下降トレンドを描いているときに、長い下ヒゲが出た時は、その日、買いが殺到した可能性があります。他の投資家が買いたいと思わせる情報を見て、買いが殺到したとも考えられます。株価が上昇する可能性があります。

利食いとは、株を購入した時よりも株価が上昇して利益が出ているときに、株を売って利益を得ること。利益を確定させること。これに対して株を買った時よりも株価が下落しているときに、これ以上損害を広げないために株を売ってしまうことを損切りという。

日経平均株価とは、東京証券取引所の第一部に上場している銘柄の中から、225の銘柄を選び、株価平均型方式によって平均株価を計算したものです。日本を代表するような企業の株が選定されているので、日本経済がどんな状態にあるかを確認するときのひとつの指標となってります。
選ばれた225銘柄には、次のような企業があります。

<食品>日清製粉グループ本社・日本ハム・サッポロホールディングス・キッコーマン・味の素・ニチレイ・アサヒビール・キリンホールディングス・宝ホールディングス・日本たばこ産業・明治ホールディングス
<繊維>東洋紡績・日清紡ホールディングス・帝人・ユニチカ・東レ・三菱レイヨン
<パルプ・紙>王子製紙・三菱製紙・日本製紙グループ本社・北越紀州製紙
<化学工業>三菱ケミカルホールディングス・昭和電工・日本曹達・東ソー・電気化学工業・信越化学工業・三井化学・住友化学・日産化学工業・宇部興産・日本化薬・旭化成・富士フイルムホールディングス・花王・クラレ・資生堂
<医薬品>武田薬品工業・アステラス製薬・塩野義製薬・第一三共・中外製薬・エーザイ・協和発酵キリン・大日本住友製薬
<石油>JXホールディングス・昭和シェル石油
<ゴム>横浜ゴム・ブリヂストン
<窯業>旭硝子・日本板硝子・TOTO・日本碍子・太平洋セメント・東海カーボン・住友大阪セメント・日東紡績
<鉄鋼業>新日本製鐵・日新製鋼・JFEホールディングス・住友金属工業・大平洋金属・神戸製鋼所
<非鉄金属・金属製品>SUMCO・古河機械金属・住友金属鉱山・DOWAホールディングス・日本軽金属・古河電気工業・住友電気工業・フジクラ・東洋製罐
<機械>オークマ・小松製作所・三井金属鉱業・東邦亜鉛・三菱マテリアル・千代田化工建設・ダイキン工業・日本精工・住友重機械工業・荏原製作所・NTN・ジェイテクト・クボタ・三菱重工業・IHI・日立建機・日本製鋼所・日立造船
<電気機器>アドバンテスト・ジーエス・東京エレクトロン・キヤノン・リコー・ミネベア・ユアサコーポレーション・カシオ計算機・日立製作所・東芝・三菱電機・富士電機ホールディングス・富士通・沖電気工業・パナソニック・明電舎・日本電気・シャープ・ソニー・TDK・三洋電機・パナソニック電工・太陽誘電・京セラ・ミツミ電機・アルプス電気・横河電機・デンソー・ファナック・パイオニア・クラリオン
<造船>三井造船・川崎重工業
<自動車・自動車部品>トヨタ自動車・日野自動車・日産自動車・いすゞ自動車・スズキ・富士重工業・マツダ・本田技研工業・三菱自動車工業
<精密機器>テルモ・ニコン・コニカミノルタホールディングス・シチズンホールディングス・オリンパス
<その他製造>大日本印刷・凸版印刷・ヤマハ
<水産>日本水産・マルハニチロホールディングス
<鉱業>国際石油開発帝石
<建設>清水建設・鹿島建設・大和ハウス工業・コムシスホールディングス・大成建設・大林組・日揮・積水ハウス
<商社>丸紅・三井物産・住友商事・伊藤忠商事・豊田通商・三菱商事・双日
<小売業>セブン&アイ・三越伊勢丹ホールディングス・ファーストリテイリング・J.フロント リテイリング・高島屋・ホールディングス・丸井グループ・イオン・ユニー
<銀行>新生銀行・千葉銀行・横浜銀行・静岡銀行・住友信託銀行・三菱UFJフィナンシャル・グループ・りそなホールディングス・みずほ信託銀行・中央三井トラスト・ホールディングス・みずほフィナンシャルグループ・ふくおかフィナンシャルグループ・三井住友フィナンシャルグループ
<証券>大和証券グループ本社・松井証券・野村ホールディングス・みずほ証券
<保険>T&Dホールディングス・MS&ADインシュアランスグループホールディングス・東京海上ホールディングス・NKSJホールディングス
<その他金融>クレディセゾン
<不動産>住友不動産・三井不動産・三菱地所・東急不動産・平和不動産
<鉄道・バス>東武鉄道・小田急電鉄・東京急行電鉄・東日本旅客鉄道・東海旅客鉄道・京王電鉄・京成電鉄・西日本旅客鉄道
<陸運>日本通運・ヤマトホールディングス
<海運>日本郵船・商船三井・川崎汽船
<空運>全日本空輸
<倉庫・運輸関連>三菱倉庫
<情報・通信>KDDI・日本電信電話・ソフトバンク・スカパーJSATホールディングス・NTTデータ・NTTドコモ
<電力>東京電力・中部電力・関西電力
<ガス>東京ガス・大阪ガス
<サービス業>東宝・コナミ・電通・CSKホールディングス・セコム・東京ドーム・ヤフー・トレンドマイクロ

日経平均株価が終値1万1000円台まで回復。輸出関連株や大手銀行などの主力株を中心に買われた。2010.4

節目とは、株価が反転するポイントのこと。上昇トレンドを描いていた株価が下降トレンドへ反転したり、下降トレンドを描いていた株価が上昇トレンドへ反転した時のこと。節目の見極めは株の売買において重要なポイント。過去に反転した価格や移動平均線などを参考にする。

上昇トレンドとは、株価の動きが、短期的には上がったり下がったりを繰り返しているが、中長期的に見ると株価は上昇していることを言う。
これに対して、株価の動きが、短期的には上がったり下がったりを繰り返しているものの、中長期的に見ると株価が下降していることを下降トレンドという。トレンドとは、傾向(方向性)のこと。

出来高とは、株の売買が成立した株数のことを言います。取引の数が一気に伸びた時には、何か新しい情報が入ったか、過去のデータなどから天井または底をついたと推測できるなど、いろいろな理由が考えられますので、株の売るか買うかを見極めるひとつの節目となります。
価格帯出来高は、価格帯ごとの取引量を表した棒グラフで、株価がいくらのときにどれくらい取引が増えたかを確認することができます。

株式益回りとは、株価に対してどれくらい利回りがあるのかが分かる指標で、1株当たりの純利益÷株価×100(%)で求めることができます。PERの計算式をひっくり返して100で掛けたものが、この株式益回りとなります。
株式益回りが10%であった場合、10000円をこの株で運用したら、1000円の利息がつくようなものです。

移動平均線とは、ある日の株価から数日間または数週間の株価の平均値を計算して、これを時間軸に沿ってグラフ化したものです。移動平均線には、5日移動平均線、25日移動平均線、13周移動平均線など、平均化する日数または週単位で、さまざまな種類のものがあります。
移動平均線の計算方法は、ある日を起点としてそこからさかのぼって何日分の株価の平均値を計算します。そして起点を日ごとに計算していきグラフ化します。

移動平均線が、下向きから上向きに変わり、株価も移動平均線を越えていくような場合は、好材料が入って買いが入り始めたとも考えられるので、買いのチャンスと見ることもできます。

トレンドラインとは、株価のチャートに補助線をひいて、株価が上昇トレンドにあるのか、下降トレンドにあるのかなどを判断する線のこと。
ある地点の高値とある地点の高値を線で結び、ラインが上向いているかどうかで株価が上昇しそうか判断します。またある地点の安値とある地点の安値を線で結び、ラインが下向いているかどうかで株価が下落しそうか判断します。
トレンドラインの引き方は、線の結び方を工夫することで、いろいろなラインを引くことができます。

オシレーターとは、テクニカル指標の一つで、株が売られすぎている状態にあるか、買われすぎている状態かを見極める判断材料の一つです。オシレーターには、RSI、ストキャスティクスなどがあります。

もみ合いとは、短いスパンで、株価が上昇と下降を繰り返すこと。

PER(株価収益率)とは、株価が割安かどうかを見る指標の一つで、株価÷1株あたりの純利益で計算されます。PERが大きいほど割高といえ、PERが小さいほど割安と言えます。

PBRとは、1株当たりの株主資本に対して、株価は今何倍になっているかを表す指標で、株価が割安かどうかを判断できます。
PBRの計算方法は、
株価÷1株当たりの株主資本=PBR

2010年4月7日の日経平均株価は、11、282円でした。
NYダウ(ニューヨークダウ)10、972ドル
為替(米ドル)1ドル93.72円、1ユーロ125.66円

金融危機以降、株安と円高が続いてきたけど、少し回復してきた様子。
日経平均株価も上昇トレンドを描いています。
ただし日本の個人投資家は、金融危機(リーマンショック)で痛い目にあったため、まだ買い控えているようです。株から預金へシフト。

「押し目」とは、株価が上昇トレンドのときの、一時的に株価が下がったところ。株価が上昇トレンドにあるときでも、小刻みに株価は上下しているが、このときの株価が下がった地点を言う。株価が上がる可能性があることから買い時「押し目」という。