葉酸は、ビタミンBの仲間で、DNAやRNAを構成する核酸の合成に必要な栄養素です。皮膚炎や貧血・動脈硬化などを防止します。葉酸を多く含む食材には、牛レバー・鶏レバー・豚レバー・ほうれん草・モロヘイヤ・ウナギ・ウニなどがあります。
銅は、ミネラルの一種で、鉄とヘモグロビン(赤血球の中にある血色素で、酸素を運ぶ役割をする)を繋ぐ役割をします。銅が不足すると、貧血を起こす、肌にハリがなくなる、髪にツヤがなくなるなどの症状があらわれることがあります。
銅を多く含む食品には、牛レバー、豚レバー、桜エビ、納豆、豆腐、玄米ご飯、シャコなどがあります。
鉄は、赤血球の中のヘモグロビンに存在する栄養素で、酸素や二酸化炭素の循環を助け貧血や筋肉の低下を防止します。鉄を多く含む食材には、豚レバー・鶏レバー・牛レバー・あさり・煮干し・わかさぎ・赤貝・菜の花・カツオなどがあります。
ミネラルは、5大栄養素の一つで、歯や骨などを構成する材料となる、生体機能を調整する、酵素を材料となって、その働きをサポートするといった役割をします。ミネラルは、骨粗しょう症や貧血などを予防する効果がありますが、とりすぎると高血圧などの要因となることもあります。ミネラルの種類には、亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・マグネシウム・マンガン・鉄・銅・ナトリウム・ヨウ素・リンがあります。
ビタミンB6は、アミノ酸や脂肪酸の代謝や神経伝達の合成にかかわる栄養素で、皮膚炎や口内炎・貧血などを予防します。ビタミンB6を多く含む食材には、にんにく・まぐろ・カツオ・牛レバー・鶏レバー・豚レバー・サケなどがあります。
ビタミンB12(コバラミン)は、神経機能を正常に保ち、DNAやRNAの合成を助けて赤血球の生成に寄与します。貧血や動脈硬化を予防します。ビタミンB12を多く含む食材には、牛レバー、鶏レバー、豚レバー、シジミ、赤貝、スジコ、イワシ、カキ、サンマ、アサリ、イクラなどです。
コバルトは、骨髄で血液をつくるときに必要不可欠な、ミネラルで、不足すると、悪性の貧血を起こすことがあります。
コバルトを多く含む食品には、干わらび、干ひじき、あおのり、ハマグリなどがあります。