鉄は、赤血球の中のヘモグロビンに存在する栄養素で、酸素や二酸化炭素の循環を助け貧血や筋肉の低下を防止します。鉄を多く含む食材には、豚レバー・鶏レバー・牛レバー・あさり・煮干し・わかさぎ・赤貝・菜の花・カツオなどがあります。
ヨウ素は、ミネラルの一種で、甲状腺ホルモンをつくる成分です。エネルギーの補給をサポートし基礎代謝を高め、成長ホルモンの働きを助けます。ヨウ素が不足すると子どもの発達が遅れたり、生理不順を起こすこともあります。基礎代謝を高めるため、肥満などダイエット効果も期待されています。
ヨウが不足すると、甲状腺の機能が低下したり甲状腺腫になることがあります。またとり過ぎても、甲状腺の機能が低下したり甲状腺腫になることがあります。
ヨウ素を多く含む食品には、昆布(コンブ)、ワカメ、ヒジキ、イワシ、カツオ、サバ(鯖)、ブリなどがあります。
ビタミンB6は、アミノ酸や脂肪酸の代謝や神経伝達の合成にかかわる栄養素で、皮膚炎や口内炎・貧血などを予防します。ビタミンB6を多く含む食材には、にんにく・まぐろ・カツオ・牛レバー・鶏レバー・豚レバー・サケなどがあります。
ナイアシン(ニコチン酸・ニコチンアミド)は、血行を良くして、肌を健康に保つ栄養素です。肌荒れ・口内炎を予防のほか、二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドを分解する働きもします。ナイアシンを多く含む食材には、カツオ・まぐろ・たらこ・めんたいこ・鶏ささ身・サバ(鯖)・牛レバー・豚レバーなどがあります。
セレンは、ミネラルの一種で、抗酸化作用のある酵素を生成を助ける働きがあります。抗酸化作用は、活性酸素を抑える働きのことで、動脈硬化や筋肉の低下・免疫機能の低下などを予防します。
セレンを多く含む食品には、カツオ、イワシ、ホタテ貝、毛ガニ、ズワイガニ、ウナギのかば焼き、卵など。
セレンは、ミネラルの一種で、抗酸化作用のある酵素を生成を助ける働きがあります。抗酸化作用は、活性酸素を抑える働きのことで、動脈硬化や筋肉の低下・免疫機能の低下などを予防します。
セレンを多く含む食品には、カツオ、イワシ、ホタテ貝、毛ガニ、ズワイガニ、ウナギのかば焼き、卵など。
クロムは、ミネラルの一種で、インスリンの働きをサポートして、血糖値の上昇を抑え、糖尿病を防ぎます。クロムを多く含む食品には、ヒジキ、ワカメ、ホタテ貝、マイワシ、カツオ、牛乳など。
クロムには、三価クロムと六価クロムがあります。三価クロムは、主に自然界に存在しているもので、六価クロムは、主に人為的に作られたもの。六価クロムは毒性が強く、呼吸器障害などを起こすことがあります。
アミノ酸は、タンパク質を構成している最小単位の成分で、筋肉や肌・髪などの材料となり、筋肉の強化やスタミナの回復・肝機能の向上・免疫機能の向上・新陳代謝を上げるなど様々な効果があります。スポーツドリンクやサプリメントなどにもよく利用されます。
アミノ酸は20種類あり、必須アミノ酸(ロイシン・イソロイシン・メチオニン・バリン・フェニルアラニン・トリプトファン・ヒスチジン・スレオニン・リジン)とそれ以外(アラニン・アスパラギン酸 ・アスパラギン・システイン・プロリン・グリシン・グルタミン・グルタミン酸・アルギニン・セリン・チロシン)に分かれます。
アミノ酸を多く含む食品には、アジ・サケ・カツオ・牛肉・豚肉・鶏肉・牛乳・卵などがあります。