セルロース 一口メモ

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さつま芋には、セルロースと呼ばれる食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は腸壁を刺激して便意を促進し、発がん物質などとともに便を排出します。癌(がん)予防とともに、便秘の改善に効果があります。
また、さつま芋には、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンCを豊富に含んでいて、体に良い食べ物です。

糖質とは、炭水化物から食物繊維を除いたもので、1g4kcalのエネルギー源として使用される栄養素です。糖質を取りすぎると、余った糖質が脂肪やコレステロールとなり、肥満や糖尿病・高脂血症の原因となることがあります。逆に少なすぎると、エネルギー不足となって、倦怠感や脳の働きが低下することがあります。
糖質は、大きく分けて、単糖類・少糖類・多糖類に分かれます。
単糖類はグルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)、ガラクトースに分かれ、少糖類は二糖類(スクロース(ショ糖)・マルトース(麦芽糖)・ラクトース(乳糖))とオリゴ糖に分かれ、多糖類は、デンプン、グリコーゲン、セルロース、グルコマンアン、ペクチンに分かれます。

食物繊維は、便秘を改善してくれることで良く知られている栄養素で、野菜や穀類・海藻・こんにゃくなどに多く含まれています。また食物繊維は、血糖値の上昇を抑え、コレステロールや有害物質を吸収して便とともに外に出してくれるという働きもします。食物繊維は不溶性食物繊維(セルロース・アガロース・グルカン・キチン・ヘミセルロース・リグニン・イヌリン)と水溶性食物繊維(ベクチン・グルコマンナン・グアガム・アルギン酸)に分かれます。