夜明けまで1マイル 一口メモ

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夜明けまで1マイル・著者・村山由佳
主人公は大学生の「僕」こと涯。
ベースの涯、ヴォーカルのうさぎ(女)、ギターの直樹、ドラムのセイジの4人の学生が組むバンド「Distance」と講師マリコを加えた恋愛ストーリー。
マリコは医師の夫をもつ。夫の不倫が原因でケンカとなり、夫が単身赴任のあと、涯とマリコが不倫関係となる。
うさぎと涯は幼馴染で、うさぎは直樹に片想い。男っぽいことや処女であることにコンプレックスを持つ。そしてうさぎは吉田という男からつきあってほしいと告白されている。

主人公の「涯」という名前に、この物語の核心が込められています。

女性の視点から主人公である男性の心情を描いているため、やや違和感があります。小説の中に出てくる「僕」の目線は、女性の目線に近いのかなという気もします。

ピックアップ文章表現
・「えらい。さすが」うさぎが、別にえらくもさすがでもなさそうに言って、ぱちぱちぱちと拍手した。
・うさぎは、ピッと小気味よくつりあがった大きな瞳で僕を見下ろしていた。

うさぎ「・・・だから、運命(の出会い)なんていうけど、それってきっと、タイミングとか、相性とか偶然とかをそういう言葉で呼んでるだけなんだと思う。だって、考えてもみてよ。地球上にこれだけたくさんの人が生まれてくる中でだよ、偶然おんなじ時代に生まれて出会ったってだけでも奇跡だよ。」(夜明けまで1マイル・著者・村山由佳)

うさぎさんが重要なことを言いました。
偶然の出会いがある人はいいですが、「ない人」もたくさんいて、
今は「ない人」が悲惨な末路をたどっています。
昔は、半ば強制的にお見合いでくっついていたものが、今はこのうさぎさんのように日常の偶然の中で恋人を探し結婚をするという流れが一般的になっています。
よって次は偶然に頼らないシステムを知恵を出しあって作っていく必要があります。食べ物は美味しいものを必然的に手に入れることができるようになりました。
男女の恋愛も、自己責任論に終始した思考停止な考え方を改めれば、より幸福で必然的なシステムをつくることは可能です。
国は、男女の間を引き裂く政策は熱心にやるけど、男女の仲をとりもつ方はトラブルに巻き込まれたくないせいかまるで関心を示しません。
もっとも改革が急がれる分野です。



COLUMN

Q・3打少なく上がることを「アルバトロス」アホウドリの意味。2打少なくあがることを「イーグル」ワシの意味。1打すくなく上がることを「バーディー」小鳥の意味。鳥にたとえてるのは飛び立っていく姿が素晴らしいから。
なぜ3打少なく上がることはアホウドリの意味を持つ「アルバトロス」になったのか?

レインボーフラッシュLED傘は、見た目も重さも普通の傘と全く変わりませんが、傘を開いてスイッチを押すと棒の部分が七色に光る面白い傘です。さらに柄の下の部分のスイッチを押すと足元を照らす懐中電灯のような役割も果たします。雨の日の暗い夜道を歩くときや、待ち合わせに便利です。
また塾に通う子供の通...