龍馬伝 坂本龍馬 坂本竜馬 一口メモ

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龍馬伝「龍馬の秘策」より。
長崎で食べていくための金銭を稼ぐため坂本龍馬・沢村惣之丞・近藤長次郎・陸奥陽之助(陸奥宗光)らはカステラの商売を始める。
長崎の商人からお金を借りて、カステラを作る材料を購入するが、うまく作れず悩む。
江戸幕府は長州を討伐するための準備を着々と進める。
坂本龍馬は、今は日本の植民地化を企む異国と対峙するため、日本人同士で争っている場合ではないと、長州や薩摩に諭す。
薩摩の西郷吉之助に対して、異国に言いなりになっている幕府と戦うには、長州と組むしかないと説く。

龍馬伝「龍という女」より
幕府による攘夷派の残党狩りがはじまるとともに土佐藩による土佐勤王党の取り調べが始まる。
武市半平太も、吉田東洋闇打ちの件で取り調べをうけるも、一貫して否認。
勤王党のメンバーに対するヒドイ取り調べはさらにエスカレートする。
岡田以蔵を探していた坂本龍馬がお龍と初対面する。
借金のかたに妹を取られていた龍が、力づくで取り戻しに行こうとするところを龍馬が止める。
龍馬は龍に、借金の額面である5両を渡し、これで妹を返してもらいに行くよう勧める。
そのころ土佐藩などの追手に追われていた岡田以蔵を龍馬が見つける。
龍馬は、なんとかその場から岡田以蔵を逃がすも、以蔵は捕まってしまう。

龍馬伝「西郷吉之助」より。
薩摩藩は最新式の軍備を備えていた。
坂本龍馬と西郷吉之助初対面する。
長州攻めをやめうるよう嘆願する。
海軍操練所は解散する。
薩摩は、長州征伐をやめるよう幕府に進言する。
幕府は、薩摩の要求をのまざるを得ないほど、資金に困っていた。
薩摩に踊らされたくない幕府はこの時からフランスに頼るようになっていった。
そのころ土佐では、岩崎弥太郎が武市半平太より岡田以蔵を楽にしてやってほしいと毒まんじゅうを渡された。
しかし岩崎弥太郎は、毒まんじゅうを岡田以蔵に渡すことができなかった。

龍馬伝「新天地、長崎」より。
海軍操練所が廃止となり行き場のなくなった坂本龍馬・沢村惣之丞・近藤長次郎・陸奥陽之助(陸奥宗光)は長崎へ向かう。
龍馬たちは、イギリスの貿易商トマスグラバーと会う。トマスグラバーは、日本に来てわずか3年で巨万の富を築いた人物。
龍馬たちは、船を貸してほしいとの交渉を持ちかけるが、トマスグラバーはレンタル料として高額な値段をふっかけ交渉は決裂する。
龍馬たちは、長崎にある引田屋という料亭に入り、そこで長州藩の高杉晋作と会う。
しかし長州藩は、薩摩と対立していて、長州藩士が長崎へ入ることは禁止されていた。
高杉晋作らは、料亭で薩摩藩士に見つかり、捕えられそうになるが、ピストルで威嚇して逃走する。
幕府はフランスの後ろ盾にして、今後、藩が異国と貿易をするときは幕府の承諾を必要とさせた。
そのころイギリスの商人同士の会話によると、
イギリスが日本に戦争を仕掛けて降伏させようと企んでいるという。兵庫に上陸したのち大阪を制圧し、京都のミカドをおさえて、江戸幕府を降伏させるという。

龍馬伝・福山雅治さんが演じる坂本竜馬が主人公の大河ドラマ。竜馬の故郷、土佐には、「上士」と「下士」という」身分制度がある。ドラマの中で上士と下士という表現はよくでてくる。
幕府(大老・井伊直弼(いいなおすけ))はアメリカと日米修好通商条約を結ぶ。この条約は一方的な不平等条約ともいわれている。坂本竜馬はこのとき江戸での剣術修行を終える。
竜馬「いつかは黒船を作りたい。俺の女房になってくれんか。」と平井加尾(広末涼子)に結婚を申しこむ。
岩崎弥太郎は、吉田東洋によって安芸奉行所の牢屋から出してもらえる。
武市半平太は、土佐に攘夷の嵐を巻き起こしたいと考えている。岩崎弥太郎は、商売の才覚を吉田東洋に認められ長崎へ行く。
武市半平太の「攘夷」を実現させるべく加尾は京へ送り込もうとする。
はじめ京へ行くことを拒んでいた加尾であったが、兄のために、やむを得ず京へ行かされる。
加尾と竜馬、ここで別れる。
出演者:福山雅治、広末涼子、香川照之、大森南朋、貫地谷しほり、渡辺いっけい、杉本哲太寺島しのぶ、宮迫博之、大泉洋、他多数。

龍馬伝・福山雅治さんが演じる坂本竜馬が主人公の大河ドラマ。坂本竜馬の故郷は土佐藩。土佐藩主は山内容堂。
桜田門外の変・水戸浪士によって井伊直スケが暗殺される。
武市道場の仲間の一人が上士に切り殺される。
殺された下士の兄が、復讐のため上司を切り殺す。
武市道場に下士が集まり、上士と一触即発の状態に。
坂本竜馬、武市道場の使いとして上士のもとへ行く。
吉田東洋に土下座して、上士と下士の話し合いで決着をつけるよう願い出る。
龍馬の申し出は受け入れられ、上士と下士、話し合いで刀をおさめる。
吉田東洋、下士である坂本竜馬を上士にすると伝える。
そのころ武市半平太の道場では、土佐中の下士が集まり、上士と一戦交えようという機運が高まる。
坂本竜馬も、これに加わるよう武市半平太より頼まれる。
出演者:福山雅治、広末涼子、香川照之、大森南朋、貫地谷しほり、渡辺いっけい、杉本哲太寺島しのぶ、宮迫博之、大泉洋、他多数。

龍馬伝・福山雅治さんが演じる坂本竜馬が主人公の大河ドラマ。
土佐勤王党を武市半平太が結成する。
坂本竜馬に攘夷派の血判を迫る。竜馬決心して血判を押す。(武市半平太が暴走しないよう監視するため)
天皇を土佐勤王党の王として、尊王攘夷を叫ぶ。
久坂玄瑞(くさかげんずい)・吉田松陰の一番弟子で尊王攘夷を叫ぶ勢力の中心人物となる。
竜馬、攘夷がなんなのか分からず、久坂玄瑞のもとをたずねる。
久坂玄瑞いわく、
幕府は無知に付け込まれて、アメリカと不平等条約を結ばされた。
日本の小判1枚はアメリカの銀貨5枚の価値であるところ、小判1枚に対して銀貨15枚の交換価値で条約を結ばされた。
日本はアメリカに侵略されつつある、という。
これを阻止することが攘夷であると説く。
しかし竜馬は、まだ迷っている。
吉田松陰は、黒船に乗ってアメリカへ行きたがっていた。
武市半平太、吉田東洋の屋敷の前で、攘夷を主張するも拒否されて足蹴にされる。

出演者:福山雅治、広末涼子、香川照之、大森南朋、貫地谷しほり、渡辺いっけい、杉本哲太寺島しのぶ、宮迫博之、大泉洋、他多数。

龍馬ら亀谷社中は、下関馬関で長州藩の高杉晋作ら奇兵隊と合流し、幕府軍と戦う。
慶応2年1866年6月7日、幕府軍は長州への攻撃を開始した。
高杉晋作「100万の大軍おそるるに足らず。おそるるべきは我ら弱き民、一人ひとりの民の心なり」
戦の場所は馬関。
亀谷社中と奇兵隊は幕府軍に対して奇襲攻撃をかけ、これに成功する。
幕府軍は小倉城に火をつけて逃走。
幕府軍が長州軍に敗れる。
長州攻めを行ったことより米の価格が高騰し、民の不満が高まる。
そして1866年7月20日、第14代将軍の徳川家茂が脚気により亡くなる。
坂本龍馬、長州藩主の毛利敬親よりお礼の言葉を受ける。
そして龍馬は、木戸孝光(桂小五郎)に幕府と戦をするのをやめて、大政奉還をせまるよう薦めるが、それは難しいとして拒否される。
一方で、岩崎弥太郎は土佐商会として、長崎で外国人を相手に、土佐名物の和紙やしょうのうの商売をしていた。龍馬の友人である溝渕増巳も岩崎弥太郎のもとで働くこととなった。
龍馬伝「馬関の奇跡」

龍馬は、新政府要綱八策を各藩の重役に送る。
中岡新太郎は、西郷吉之助より指摘を受けた新政府要綱八策の○○○にだれが入るかを確認するため、龍馬のもとへ向かう。
岩崎弥太郎は、ミニ英銃9000丁を売り5000両を超える大金を得る。これを龍馬に渡しに行くが、龍馬は弥太郎がこれからなすべきことのために使ってくれといい、受け取りを拒否。
途中で、新撰組と中岡新太郎との間で小競り合いが起こるが、大事には至らず両者はその場を去る。
徳川幕府が大政奉還をしたことにより武士の世が幕引きとなったことで、龍馬に恨みを抱く侍があらわる。
龍馬と中岡新太郎は京の近江屋で会い、新しい政府のあり方や新政府の要人となる人物について話し合う。
そして慶応3年11月15日夜8時ごろ、京の近江屋にて、坂本龍馬と中岡新太郎、藤吉が侍数人に襲われ暗殺される。
岩崎弥太郎、泣き崩れる。

龍馬伝最終回「龍の魂」より

龍馬の幼馴染で勝塾の訓練生である近藤長次郎がお徳とケッコンし、神戸村に海軍操練所ができるところから始まる。
攘夷派の中心であった長州藩が、薩摩藩や会津藩によって都から追い出される8月18日の政変より幕府による攘夷派の弾圧が始まった。
土佐勤王党から海軍訓練生として派遣されていた望月亀弥太が、攘夷を実行するために長州藩の過激な攘夷派が集まる三条小橋の旅籠「池田屋」へ向かう。
坂本龍馬はこれを止めようと望月亀弥太の後を追うも、京都の治安部隊として浪人などで結成された新撰組によって池田屋が襲撃される。
望月亀弥太は、池田屋より命からがら逃げのびるも、途中で一命を落とす。

龍馬伝「池田屋に走れ」より

龍馬が書いた一枚の紙には、大政奉還や議会制民主主義、差別のない国など日本の未来が書いてあった。のちに船中八策と呼ばれるものであった。(やがて新政府綱領八策という明治政府の基本理念となった。)
龍馬はこれを後藤象次郎に見せて、土佐藩主・山内容堂にも見てもらうよう願い出る。
岩崎弥太郎、トマスグラバーにビジネスのイロハを教えてほしいと申し出る。
西郷吉之助より、後藤象次郎と話がしたいとの申し出を受けて、京の三本木料亭で西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀、後藤象次郎、坂本龍馬らが集まり話し合いをする。
大政奉還を目指す土佐藩と、武力による討幕を目指す薩摩藩で意見が対立したが、
最終的に、大政奉還を目指すことで合意。ただし大政奉還がならなかった時には、武力により討幕を目指すこととし、土佐藩もこれに加勢することで話がまとまる。
龍馬伝「船中八策」

龍馬「黒船じゃ、日本人じゃ」
坂本龍馬は勝麟太郎の弟子となる。
海軍操練所の訓練生を集めるため、龍馬は江戸を離れて奔走することとなる。
土佐藩主・山内容堂と勝論太郎・坂本龍馬が面会する
海軍操練所の訓練生を集めたいと、山内容堂に依頼する。
坂本龍馬ははじめて土佐藩主・山内容堂と面会した。
龍馬いわく「底知れぬ恐ろしさを感じた。」
龍馬、北辰一刀流の千葉佐那に別れを告げて江戸を離れる。

龍馬伝「怪物、容堂」より

幕末個室居酒屋「龍馬の空‐新宿社中‐」。東京都新宿区のグルメスポット。坂本龍馬が生きた時代がデザインされたお店です。人気が高く幕末の雰囲気を味わえます。フロアは、エントランスのほか、土佐エリア、薩摩エリア・長崎エリア・江戸エリア・長州エリア・京都エリアがあります。メニューも豊富。土佐はちきん地鶏の竜田揚げ、「いろは丸」本日の刺身三点盛り、薩摩芋のカリカリシーザーサラダ、薩摩藩の黒豚の蒸篭蒸し、きびなごの南蛮漬け炭火串焼き 北辰一刀流、炭火串焼き 二刀流、お新香盛り、薩長同盟 VS 新撰組】黒豚とはちきん地鶏と本日の新鮮魚介の蒸篭蒸し、「船中五策」特選刺身五点盛り、龍馬の焼き鯖棒寿司、江戸「ももんじ屋」〜国産牛肩ロースの蒸篭蒸し、元祖!お江戸のハイボール焼酎、ワイン、
日本酒(冷と熱燗)、ハイボール、果実酒など。

幕府は、徳川慶喜が第15代将軍となった。
土佐藩主・山内容堂は、後藤象次郎に、土佐藩もひそかに薩長と手を結ぶよう命ずる。徳川慶喜と山内容堂は仲がよいが、潮目が変わってしまったことを悟る。
後藤象次郎は長崎に入り岩崎弥太郎に、薩長とパイプを持つ坂本龍馬を探すよう命ずる。
慶応3年1867年1月12日、坂本龍馬は、清風亭にて後藤象次郎と会談する。世に言う清風亭会談である。龍馬の身を案ずる沢村惣之丞や陸奥陽之助など亀山社中のメンバーと岩崎弥太郎は会談の席の襖の奥で身をひそめる。お元は場を和ませるために同席する。
会談の席で龍馬は、土佐藩は新しい日本を作る要として、幕府に大政奉還を迫るよう求める。尊王攘夷のときの過去のイザコザもあって、会談の席上では、土佐藩の上士と亀山社中のメンバーとの間で一触即発の緊張状態になるも、話し合いはまとまり、龍馬と後藤象次郎、亀山社中のメンバーと上士との間で握手が交わされる。はじめて土佐の上士と下士が手を結ぶ瞬間でもあった。
龍馬伝「清風亭の対決」

平井加尾は、土佐出身で坂本龍馬の幼馴染、龍馬より3歳年下の女性。龍馬の初恋の相手。
龍馬は14歳から剣術を始める。龍馬19歳、加尾16歳の時に、婚約をして江戸へ剣術修行へ行く。
一年の修行ののち土佐へ帰国。黒船のような大きい船を作りたいと加尾に告げる。
加尾は、藩からの命令で京都へ手伝い役に行く。
龍馬28歳の時に脱藩する。
龍馬を待つも戻ってこず、29歳の時に4歳年下の土佐藩士・西山直次郎と結婚する。
「ビーバップハイヒール」より

福山雅治氏が演じる坂本竜馬が主人公のNHK大河ドラマ「龍馬伝」。最初はあまり期待していなかったのだけど、意外と面白い。武市半平太がよく口にしている「攘夷」とは何ぞやと思い、調べてみたところ、どうも外国人を受け入れない思想らしい。

土佐藩主・山内容堂の書いた大政奉還をすすめる建白書が将軍・徳川慶喜のもとにとどけられる。
徳川慶喜は京の二条城に、在京していた40藩の御重役を集め、大政奉還を受け入れるか、薩長と戦をするかについて問う。
後藤象二郎は、この場で、大政奉還を強く進言する。(龍馬は、事前に後藤象二郎に対して大政奉還の決意を促すように手紙を出していた。)
岩崎弥太郎は、すべての銃を各藩に売却する。
そして慶応3年10月14日、徳川慶喜は二条城で大政奉還を宣言する。260年以上続いた徳川幕府が終焉を迎えた。
坂本龍馬「夜明けじゃあ。新しい日本の夜明けぜよ。」
街中で「ええじゃないか」を叫びながら踊る民衆。

龍馬伝「大政奉還」

長崎に手亀山社中を結成した龍馬らは、薩摩藩の西郷吉之助より、長州藩と同盟することと以前約束を反古にしたことのお詫びとして銃と軍艦を薩摩藩名義で購入し長州藩へ届けることの言質を取った。
イギリスの貿易商トマスグラバーのもとへ行き、輸送船のレンタルの交渉へ行くが、金の出所がはっきりしないという理由で断られる。
そこで坂本龍馬は、長州藩の桂小五郎より銃と軍艦の購入資金を準備するとの手紙をしたためてもらっていること、長州藩と薩摩藩が手を組んで徳川幕府の世をひっくり返すという目的をトマスグラバーに話す。
トマスグラバーは、商売以外は興味がないため、これを聞いて軍艦の交渉に応ずることを了承する。
そして近藤長次郎が軍艦の詳細な交渉ごとの任にあたり、軍艦ユニオン号の契約を結ぶ。
そのころ長崎の町ではキリシタンの取り締まりが行われていた。
芸妓で隠密のお元という女性も、キリシタンであることを隠しつつ芸妓と幕府の隠密を続けていたが、龍馬にこの事実を知られる。
お元は高句麗からきたためキリシタンであるという。
龍馬はこの事実を奉行所には報告しないと約束した。
龍馬伝「亀山社中の大仕事」より

大河ドラマ「龍馬伝」
京にて、加尾加尾と坂本龍馬が再開する。
岡田以蔵、武市半平太の指令により、本間誠一郎を斬る。
武市半平太、帝の使いにまで抜擢される。徳川将軍に帝の勅命を伝えに行く。
今まで虐げられてきた下士の中では驚異的な出世であった。
龍馬と加尾、京で夫婦のような暮らしをする。
龍馬、加尾より勝麟太郎という人物の話を聞く。
加尾は土佐へ戻り、龍馬は勝麟太郎に会いに江戸へ向かう。

千葉道場の伝手を通して松平春嶽と坂本龍馬、面談する。
軍艦奉行・勝麟太郎と話をしたい旨、松平春嶽にお願いする。
三条実美、江戸幕府第14代将軍・徳川家茂に攘夷の勅書を渡す。
勝麟太郎と坂本龍馬、初対面するも、期待はずれだったと龍馬。
黒船のような軍艦など、幕府にはないという麟太郎。
武市半平太が勝麟太郎の元へ訪れる。
勝麟太郎と坂本龍馬、再び面談し、日本の未来について語る。
坂本龍馬、海軍を作りたいと麟太郎に告げる。麟太郎も同じことを考えていてすでに海軍の準備を進めていた。
龍馬、オランダ製の日本の軍艦「咸臨丸」に案内してもらい感激する。

龍馬伝より

千葉佐那・北辰一刀流の千葉道場の娘で、千葉の鬼小町とも言われていた。
女剣士で男勝り(おてんば)な性格。
坂本龍馬と千葉佐那は婚約していたという。
龍馬と対戦するも、龍馬に一本取られてしまい、強い男への憧れを抱いたと言う。
黒船を見た龍馬は、剣術修行は無意味だと感じた。
龍馬、2度目の剣術修行を終え、土佐へ戻ろうとするとき、千葉佐那から龍馬へ逆プロポーズをしたという。
互いに大切な品を交換し結納を交わした。
しかしそれ以来龍馬は帰ってこなかった。
千葉佐那は生涯独身を貫いた。
かつては千葉佐那が一方的な片思いをしていたというのが通説だったが、龍馬から姉へあてた手紙から見解に疑義が生じた。
「ビーバップハイヒール」より

新撰組の取り調べから解放された岩崎弥太郎を、坂本龍馬と三吉慎蔵が寺田屋へ運ぶ。
龍馬は、後藤象次郎の命により京へ来ていることを岩崎弥太郎から聞かされ、
龍馬は、弥太郎にもうじき時代が変わる、江戸幕府の時代が終わるなど、簡単な経緯を伝えて、弥太郎を土佐へ戻るよう説得する。

このころ京都守護職(会津藩主)の松平容保は、ひそかに龍馬捕縛のため、伏見奉行所の役人十数名を寺田屋へ差し向ける。
深夜3時ごろ、伏見奉行所の役人に寺田屋が襲撃される。
お龍は、京の薩摩藩邸に、龍馬が襲撃された旨、伝えに行く。
龍馬はピストルで威嚇し、三吉慎蔵は槍で応戦するが、龍馬が手を切られてしまう。
それでもなんとかその場から逃れた龍馬と三吉慎蔵は、近くの材木小屋に身をひそめる。
龍馬は出血がひどいため小屋に留まり、三吉慎蔵が京の薩摩藩邸へ向かい、龍馬を助けてくれるよう依頼する。
薩摩藩は、材木小屋の屋根の上に身を隠していた龍馬を救出する。
龍馬伝「寺田屋騒動」より。

坂本龍馬は土佐に帰ってきた。
龍馬は実家を訪ね、坂本乙女(姉)や坂本権平(兄)らと再開する。
後藤象二郎は、土佐藩主・山内容堂と龍馬との面会の場を取りつける。
龍馬は、山内容堂に大政奉還の建白書の作成をお願いする。
時代の流れはすでに変わっており、土佐が時代の潮流に乗るためにも必要だという。
将軍も大名も武士もない、上士や下士のような差別のない国を作りたいと叫ぶ龍馬。
武士が支配する世は終りになるという。
大政奉還の建白書を提出して将軍・徳川慶喜の怒りを買えば、山内家のお家取りつぶしとなるおそれもあり、容堂は決断に迷うも、
建白書の作成を決意する。

龍馬伝「土佐の大勝負」

坂本龍馬は自らを才谷梅太郎と名乗り、
龍馬ら亀山社中は、「海援隊」と名称を改める。
海援隊は、土佐藩の後ろ盾のもとで表向きは資金集めのためのビジネスを行い、本当の目的を薩長とともに大政奉還を目指す。
海援隊の会計(経理)は、岩崎弥太郎が行うこととなった。
さらに岩崎弥太郎は、海援隊が物資を運ぶ船となる「いろは号」を大洲藩と交渉し譲り受ける。
龍馬は再び木戸孝光(桂小五郎)との話し合いの場で、土佐藩が薩長に近づいたことで大政奉還の実現性が高くなったので力づくでの討幕をやめるよう説得を試みるが、木戸孝光はこれを否定する。その場に居合わせた高杉晋作も木戸孝光に大政奉還が望ましいともちかけるも難色を示す。
高杉晋作の病状は、さらに悪化し、慶応3年4月・高杉晋作は志半ばで亡くなる。
そのころ中岡新太郎は龍馬のもとをお度ずれて陸援隊を作り、募力による討幕を目指すことを、龍馬に伝える。
龍馬伝「さらば高杉晋作」

坂本龍馬と陸奥陽之助は、幕府に対抗するために薩摩と長州を結ぶべく、長州藩の桂小五郎のもとへ行く。
龍馬は薩摩藩の西郷吉之助とはすでに長州と組む旨の約束を取り付けていた。
まず大宰府に幽閉されていた三条実美と中岡慎太郎(元土佐勤王党)の元へ出向き、手紙をしたためてもらう。
そして桂小五郎のもとへ行き、西郷吉之助の到着を待つが、西郷はあらわれず、中岡慎太郎一人が龍馬のところへ馳せ参ずる。
中岡新太郎の話によると、西郷は途中で進路を変えてしまったという。
龍馬伝「西郷はまだか」より

坂本龍馬が、沢村惣之丞とともに土佐を脱藩したあと、武市半平太が土佐藩の実権を握る。後藤象二郎をはじめとする東洋派は失脚する。
岩崎弥太郎、後藤象二郎に吉田東洋を暗殺したのは坂本竜馬だとして竜馬を捕らえるよう依頼される。
沢村惣之丞は、攘夷のために京へ向かうが、龍馬は、英国と貿易をしていた薩摩へ船を見に行く。しかし見張りが厳しく薩摩へは入ることができなかった。その足で大阪へ向かう。
大阪では岩崎弥太郎と坂本龍馬が再開するも、龍馬はお尋ね者となっているため、土佐から来ていた追手に見つかり、小競り合いの後、その場を去る。
次に龍馬は大阪へきていた武市半平太のもとへ向かい、吉田東洋暗殺の件について問いただすも、意見が折り合わず武市半平太のもとをを去る。
岡田以蔵、武市半平太のために裏方の仕事に徹することを決意する。人斬り以蔵の誕生である。

軍艦操練所頭取の勝麟太郎(勝舟海)、幕府に対して異国に対抗できるような海軍を作るよう進言する。

坂本龍馬・幕末歴史検定という検定試験があります。試験は「脱藩」「初級」「中級」の3段階が用意されています。幕末と言えば、黒船とペリーの来航、日米和親条約、日米修好通商条約、桜田門外の変と井伊直弼、薩長同盟、大政奉還など、この辺りでしょうか。
龍馬伝で登場する岩崎弥太郎や武市半平太、桂小五郎、吉田松陰、加尾加尾といった人物とのかかわりについての問題も出てくるのかな??

稿本藍山公記(こうほんらんざんこうき)という記録に、坂本龍馬が剣術修行のため江戸の北辰一刀流の道場にいたときに知り合った千葉佐那(お佐那さん)は、かなりの美人であるという記述があったそうです。

後藤象次郎の命で、薩摩の動きを偵察するために京へ来ていた岩崎弥太郎は、新撰組につかまってしまい、
厳しい取り調べを受ける。

お龍が働く京の寺田屋に龍馬は身を寄せていた。
そのころ京の薩摩藩邸では、西郷吉之助と木戸孝充(桂小五郎の幕府に悟られないための別名)との間で薩長同盟の話し合いが行われていたが、幕府に悟られないよう小松帯刀邸に場所を移す。
この話をお龍から龍馬は高杉晋作から龍馬の護衛を任されていた三吉慎蔵とともに、小松帯刀邸へ向かい、
慶応2年(1866年1月22日)坂本龍馬が立会のもと、薩摩藩(西郷吉之助)と長州藩(木戸孝充)との間で密約が締結される。
長州が幕府から攻撃を受けた時は、薩摩は長州を徹頭徹尾助けるという内容のものだった。
これより龍馬は幕府から追われる身となる。
龍馬伝「薩長同盟ぜよ」より

岩崎弥太郎は、後藤象二郎の依頼で、坂本龍馬を毒殺しようと試みるが、良心の呵責に苛まれ、中止する。
坂本龍馬は、武市半平太に吉田東洋を切るように命ぜられるが、中止する。
坂本龍馬は、沢村惣之丞(さわむら・そうのじょう)とともに土佐を脱藩する。このとき龍馬は28歳。
龍馬脱藩後、吉田東洋が、武市半平太の刺客に暗殺される。

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