ポート番号 一口メモ

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ポート番号とは、使用するアプリケーションを識別するための番号のこと。IPアドレスがパソコンなどを識別するためのアドレスであるのに対して、ポート番号は、パソコンの中にインストールされているアプリケーションのうち、どれをを使用するのかを識別するための番号です。
WWWサーバーのポート番号は80番、メール受信するためのPOP3サーバーは110番、メールを送信するためのSMTPサーバーは25番が割り当てられています。

ブロードバンドルーターでは、パソコンからWEBを閲覧したいなどのリクエストがあっときは、プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換してから通信を行います。これをIPマスカレード(NAPT)といい、IPの書き方を記録しておく場所をアドレス変換テーブルと言います。
NAPTでは、IPアドレスにポート番号をつけて送信側と受信側を識別します。こうすることで同じグローバルIPアドレスでインターネットに接続しているパソコンが複数ある場合でも、複数台同時にデータの送受信ができるようになります。

ファイアウオールは、外部からの不正なアクセスを遮断し、内部から外部へのインターネットなどへのアクセスは許容する機能です。WEBサーバーのように一部外部からのアクセスを許容する必要があるときは、ファイアウオールに通過可能なユーザーやポート番号などを設定してやります。

プロキシサーバーとは、インターネットの回線を複数の人で共有するためのサーバーです。英語でProxyと書き、代理人と言う意味があります。ネット上ではプロキシサーバーのことをよく串と呼び(隠語)、プロキシサーバーを間に挟むことを「串をさす」と言います。
プロキシサーバーを経由することでプライバシーを高めます。またセキュリティー機能の高いプロキシサーバーを経由してインターネットに接続すれば、個々のパソコンのセキュリティーも向上します。
インターネットエクスプローラーでの設定の仕方は、「ツール」「インターネットオプション」「接続」「LANの設定」からプロキシサーバーのチェックボックスにチェックを入れて、プロキシサーバーのIPアドレスとポート番号を入力します。