性教育 一口メモ

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近代日本における性教育では、男性は、強烈な性欲を「本能」だと教えられながら、同時に性欲の「抑制」を要求される。これに対して女性は、こうした男性の「被害者」として、子どもを産み育てるものとして位置づけられる。女性に対する性教育は男性に対する心構えと「貞操・純潔」の大切さ、そして「生殖の性」について身につける。「女と男の人間科学 著・山内只人氏」より

草食男子が増殖している背景は、ここにあるのではないでしょうか。
深層心理に刻まれてたブレーキによって、アプローチができなくなっている。
女性は、男性に対して懐疑的であるため、積極的に出会いを求めなくなっている。

近くに出会いがない場合、恋人を作るのが難しい理由はここにもあります。
このままこの問題を放置しておけば、生涯独身(=孤独死・滅亡)という悲惨な運命をたどる人がどんどん増えていきます。
これまでの「男はすべて狼である」という前提の教育方針は崩れかけていると言えます。多様な視点を持つことが必要です。
上記の書籍では、一方的な性教育のあり方に対して、批判的な意見が述べられています。



COLUMN

出会い系サイトで、サクラを使った方が利益が上がるようなシステムになっているところは、出会えない可能性も疑った方が良いです。メールを1回返信するごとに料金が発生するような仕組みになっている場合など。集客の手段としてサクラを利用している場合もあります。

自分がこうなりたいという目標を立てて結果を求める欲求のことを達成欲求といいます。達成欲求を満たすために努力をします。これに対して、学校や職場などの組織内で他人と仲良くなりたいと思う欲求のことを親和欲求といいます。他者とやりたいことが同じ(達成欲求が同じ)である場合は、親和欲求との両立が成り立ちえ...