恋愛相談で一番多いのは、「彼氏ができない」という悩みだそうです。見た目もきれいにしているけど、彼氏ができない、とか。
異性と出会った回数や、会話した回数が関係しているのではないでしょうか。仕事だと交換した名刺がどんどんたまっていきますが、恋愛がらみでこれだけの人と会話したことのある人ってどれくらいいるでしょう?
出会う機会が少なくなっているのが最大の原因かと思います。
キレイとかカワイイという基準は、人によって全然違います。(そうでなければ人類が成り立ちません。)
どうやって相性の良いパートナーを探すかに尽きると思います。
相性の良い相手は必ずどこかにいるはずです。
恋愛小説やドラマ・映画・漫画などのほとんどが、身近なところから恋愛へ発展するシナリオになってしまっていて、身近なところに好きな人がいなかったり、そもそも身近な場所に出会い自体がない人にとっては、これは好ましくない流れです。
恋愛相談で、恋人ができないという相談が多いのは、この好ましくないシステムが世の中を支配してしまっているからです。
出会いの形というものを根本的に変えていく必要があります。
偶然の出会いに頼るのではなく、必然的に好きな相手を選べるような環境へ大きく転換する必要があるでしょう。
とある女子大生の恋愛相談
彼女が彼氏を選ぶ基準は、顔:性格=100:0
だとか。
彼氏の顔がタイプなので、浮気をされても別れられない。
占い師の回答:新しい出会いを探したほうがいい。メイクに紫色を取り入れると恋愛運があがるという。
バラエティ番組「うわさ体感バラエティくちこみっ」より
出演者:三宅裕司、松嶋尚美、田野アサミ、中野美奈子、吉川ひなの、光浦靖子
こども恋愛相談室
小学生で、すでに彼氏や彼女がいる人がいるそうです。「ビーバップハイヒール」より
昔から恋愛の得意な人はいたけど、こういう人は結婚も早いです。天性の素質です。逆に昔から恋愛に不器用(不得意)な人は、ずっと苦手なままです。勉強やスポーツと同じように、恋愛も支援する必要があるのでは。
出会いを求めて、習い事やアルバイトをする人もいますが、恋人を探す目的で来ている人がいるかどうかわからないし、好みの異性がいるかどうかも分かりません。自然の出会いや偶然の出会いに期待する流れは、確率的にいって好ましいとはいえませんね。
ドラマや恋愛小説・映画・漫画などに見られる恋愛のほとんどは、出会いに関して何らアクションを起こさなくても自然(偶然)に好きな相手と出会って恋愛に至るというパターンが多く、多くの人はこれらの影響を受けてしまって、これらをナゾルかのような行動(偶然の出会いを求めた行動)をしてしまっています。思い描いているような出会いに巡り合える確率は低く、貴重な時間を無駄に浪費してしまう可能性の方が高いです。
恋愛相談の中では、彼氏や彼女ができないという相談が一番多いそうですが、この流れでは当然の帰結といえるのではないでしょうか。
このような流れの中で、出会いがないのは自己責任と切り捨ててしまうのは問題です。
偶然の出会いから、必然的に出会える環境整備が急がれます。