男がもつ性染色体はXY、女がもつ性性色体はXX。
男がもつX染色体は母親から受け継いだもので、Y染色体は父親から受け継いだもの。
女がもつX染色体は、父親と母親のX染色体を受け継いだもの。
染色体とは、遺伝子を運ぶためのもの。
人の染色体は46本。
そして雄がもつY染色体と精子が年々劣化しているそうです。必要以上に性の問題をタブー視し、必要以上に制限しすぎたため、本来あるべきメカニズム(歯車)がおかしくなってしまったのではないでしょうか?
見えない副作用にも目を向けて、手当てをすることも必要です。
2人で共同で作業をするときは、隣り合って座るのが心理学的に良いと言われています。
気楽な話をするときは、机の角を挟んで座るのが、心理学的に最もよいと言われています。
説得的コミュニケーション(接種理論)
ある商品を売り込むときに、はじめにその商品のデメリットを述べてから、それに対してデメリットを打ち消すような反対意見をつけて、最後に商品のメリットを説明すること。
この理論は恋愛にも応用ができて、最初に短所を述べておいて、あとから短所を長所に見せる様なコメントをつけるなど。
商品のメリットだけを説明し、不利益な情報を隠して販売した場合、あとから不利益な情報を知ったときに、信用ががた落ちして悪いうわさが広まる可能性があります。
これを防ぐために、分かっているデメリットははじめにすべて説明しておいて、デメリットを補うコメントをつけておけば、後から不利益な情報を知ったとしても、信用が揺らぐくとはないという理論です。
たとえば、この商品は少し汚れがあって形が悪いけど、味や品質に問題はない。そして価格も大幅に安いからお得など。
好きなもの(人)や興味のあるものを見ると、人は瞳孔が大きくなると言います。
人は一つの欲求が満たされると、次の段階の欲求へ進み、これを繰り返してさらなる成長をしていくと言います。(アメリカの心理学者マズローが提唱する欲求の発達段階説。)まず食欲や睡眠欲・排泄など生きていくために必要な欲求を求め、次に敵から自身の身を守る安全欲求を求めます。これが満たされた次は友人・仲間・恋人を求め、人から認められたい・好かれたいという段階の欲求へ進みます。そして自分の才能や知識を活かして、世の中に便利なもの、役に立つことをやりたいという自己実現欲求へ進みます。このように人は段階的に欲求を満たしながら、成長していくといいます。
精神分析学者のフロイトは、人には無意識の領域があることを発見し、無意識の中で抑圧されているものを開放することで、不安やノイローゼを解消することができるとしています。
追いかけられる夢は、欲求をあらわすといわれています。現状から抜け出したい、過去のトラウマから開放されたい、好きな人から追いかけられたいなど。
勉強や仕事にヤル気を起こさせるには、期待感をもたせること。希望や期待感を抱かせてヤル気をひきだす効果のことを心理学でピグマリオン効果といいます。この道を進めば(これをクリアすれば)異性と接触できる(デートできる)機会が増えるとか。
色が心理的に与える影響も見逃せません。病院などでは、患者に恐怖感を与えないよう壁の色などを植物と同じ緑にするなど工夫をしているところもあります。
黄色は幸福感を、赤は温かい・情熱的なイメージを、青はクール・冷たいイメージがあると言われています。自分の印象をどのように見せたいかによってファッションの色を変えてみると良いでしょう。
ポッグンドルフの錯視
斜めに走る線は直線ですが、中央に長方形の四角が重なることで線が途中からずれているように見えます。あるものと組み合わせることで実物の見え方が変わることがあります。ファッションの重ね着や化粧を工夫することで、相手から見える自分のイメージを変えることが出きます。
へリングの錯視
中央付近にある2本の横線は、実際には直線だけど、曲がってみます。あるものと組み合わせることで実物の見え方が変わることがあります。ファッションや化粧を工夫することで、相手から見える自分のイメージを変えることが出きます。
ゲシュタルトの法則。
森などを写真で写すと、葉の重なり方によっては人の顔に見えてしまうことがあります。心霊写真などの多くはこれですが、心理学では、人が全体を見たときに、どのように見えるかで物事をとらえる心理が働くことをゲシュタルトの法則といいます。
たとえば縦ジマや横ジマのストライブのシャツ、線の方向や線の太さによっては、太って見えたりやせて見えたりすることがあります。ゲシュタルトの法則の利用すれば第一印象をよくすることも可能です。
ゲシュタルトとは、ドイツ語で「形態」や「全体」を意味する用語です。一つ一つの構成要素を見るよりも全体性を重視する心理学です。音楽で例えると、単に歌声だけを聞いた時よりも、ボーカル・ギター・ドラム・ピアノなどすべてのパートが重なって全体で聞いたときの方が、人の心は動くというものです。
何度も顔を合わせる人(単純接触を繰り返す)と親しくなりやすいという効果を、心理学で単純接触の効果と言います。職場の同じ部署で一緒に働く人や、学校で席が隣の人や上下の人とは、遠くにいる相性の良い人よりも仲良くなりやすいということです。
この効果を恋愛にあてはめると、好きな人と仲良くなるためには顔を合わせる機会が多い方が良いということです。
インストラクターや、旅先で何度も出くわした外国人に恋をしたという記事を見かけますが、これも単純接触の効果の一つと言えます。
見合い結婚がなくなりつつある昨今においては、男女が単純接触できる機会を増やすことが、いろいろな問題を解決する糸口になるでしょう。
同調行動。
A子さんとB子さん、どちらがかわいいか6人の男性に聞き、5人がA子さんと答えた場合、残りの一人がB子さんの方がかわいいと思っていても、他者に引きずられてA子さんと答えてしまう行動を取ることを同調行動と言います。
心理学者のソロモンアッシュの行った実験で、7人の学生(6人はサクラ)に2枚のカードを見せて、aと同じ長さの線を1〜3の中から選ばせたところ、サクラがわざと間違えた数字を、残りの一人もサクラに引きづられて選んでしまうことが多いことが分かりました。
他人の手助けをする行動のことを、心理学では援助行動と言います。勉強や仕事・恋愛・スポーツなどでうまくいっていて気分がいい時には、援助行動へ繋がることが多いことが分かっています。頼みごとをするときやデートに誘うとき、営業をかけるときは、相手の気分が良い時を選ぶとよいでしょう。
人が対人行動をとる理由は社会的報酬を得るためであると言われています。
心理学者バートラム・フォアは、この社会的報酬を(1)愛情、(2)地位、(3)情報、(4)サービス、(5)金銭、(6)物品の6つに分類することができるとしています。
認知的不協和理論(フェスティンガー)
ある高額な商品を購入した。インターネットでこの商品について肯定的なコメントが書かれていた。このときは認知的協和の状態にあると言います。
逆にインターネットでこの商品について否定的な(ネガティブな)コメントが書かれていた。このときは認知的不協和な状態にあると言います。
認知的不協和の状態にあるとき、自分が商品を購入したことに間違いはないとする他の理由を探そうとします。このような心理的な一連の流れを認知的不協和理論といいます。
この理論は、恋愛や資格などいろいろな場面に応用できます。
他人に理解を求める(説得する)場合には、(1)送り手、(2)メッセージ、(3)チャネル、(4)受け手、(5)状況の5つの要因について検討します。(説得的コミュニケーション)
送り手は、説得する人のことで、専門家であったり、見た目が誠実そうである場合、説得力が上がります。
メッセージは、説得の内容です。チャネルは、説得の手段でメディアを通じて行うか、手紙やメールを送るか、直接会って説得するかなどです。受け手は説得される側で、説得の内容に興味があるかないか、知識の有無によって説得力が変わります。状況は説得する場所で、営業所・自宅・喫茶店・オシャレなバーなどです。お酒の力を借りたほうが話しやすい場合もあります。
PさんはOさんが好き、OさんはXと仲が良いが、PさんはXさんがあまり好きではない。このとき3者のバランスを保つには、(1)PさんもXさんを好きになるか、(2)OさんにXさんを嫌いになってもらうか、(3)PさんがOさんも嫌いになるか、のいずれかに該当する必要があるといいます。これをバランス理論(提唱者フリッツバイダー)といいます。
Xにあてはまるのは、人だけでなく、物(車、ゲームなど)をあてはめることも可能です。
古典的条件付け
メトロノームが聞こえてくるとエサが出る装置を作り犬で実験したところ、メトロノームが聞こえてくるだけ犬は唾液を分泌することが分かりました。(パブロフの実験)
通常、メトロノームを聞いただけで唾液が分泌されることはありませんが、メトロノームがなるとエサが出るという条件づけが行われた結果、メトロノームを聞いただけで唾液が分泌されるようになりました。
他に具体例をあげると、
昼の12時になると、ある音楽が流れてくる環境にいるとき、その音楽が流れてくるとお腹が減る、
ピンクの携帯やパソコン・バッグを見ると、これは女性用だと思ってしまう、など。
オペラント条件付け
ネズミがあるレバーを押すとエサが出る装置に、ネズミを入れて実験したところ、ネズミはレバーを押すとエサが出る仕組みになっていることを徐々に学習していき、頻繁にレバーを押すようになりました。(スキナーの実験)
古典的条件付けと良く似ていますが、異なるのはネズミが自らの行動を通して自発的に条件付けを行ったという点です。
人や事物について好きか嫌いか、社会問題について是か非かなど表す感情を心理学では態度といいます。心理学者のローゼンバーグ氏は、態度は、「感情」「認知」「行動」の3つの要素に分けかれるとしています。
感情は、直感的に好きか嫌いかを表すこと、認知は、是か非か論理的に評価すること、行動とは、近づく避けるなど実際に行動で表すこと。
態度の前提となる人や事物、社会問題を「独立変数」、それに対する態度を「媒介変数」、感情・認知・行動を「従属変数」ということがあります。
心理学者のロバートソナーの調査によると、座席の位置によって、話しやすさや協力しやすさが変わると言います。
2人で話すときの話しやすさでは、机の角を挟んで直角に座る、または向かい合って座るという結果が出ています。
協力しやすさでは、隣り合って座るのがよいという結果が出ています。
居酒屋では、隣に座っている人が最も話しやすく、喫茶店では、向かい合って座ることが多いですが、話が途切れた時(一息入れるとき)の視線のやり場を考えると、45度また隣同志が座るのが、話しやすいような気はします。特に仕事がらみや初対面の人と会話をする場合など。
相手に対して好意や感情を伝える手段は、言語を使って伝える割合が7%、声の大木さや話の速さなど聴覚を使って伝える割合が38%、顔の表情を使って伝える割合が55%です。これを7−38−55のルールと言います。(心理学者・アルバートメラビアン)
相手に好意を抱いているときのしぐさ。
人類学者で恋愛科学の第一人者ヘレンフィッシャーさん(女性)によると、女性が男性に対して好意を抱く時は、笑顔で微笑みかけ、眉毛を上げて相手を見つめる、そして下を向いた後、目をそらす、そうです。
男性が女性に対して好意を抱くときも顔に出る(好意的な表情)ことがあります。
人が外見や印象操作で性格を判断してしまうことが多くあります。表情が○○な人は○○な性格の人だ、このような行為をする人は、○○な性格の人だ、という関連付けを行います。これを暗黙のパーソナリティ理論といいます。
自分がこうなりたいという目標を立てて結果を求める欲求のことを達成欲求といいます。達成欲求を満たすために努力をします。これに対して、学校や職場などの組織内で他人と仲良くなりたいと思う欲求のことを親和欲求といいます。他者とやりたいことが同じ(達成欲求が同じ)である場合は、親和欲求との両立が成り立ちえますが、異なる場合は親和欲求と相容れない場合があります。このとき達成欲求か親和欲求か、どちらを重視するかによって人生が大きく変わってしまうこともあります。
興味・関心のある広告や看板は目に入りやすいけど、興味のない広告は目に入りにくい心理を知覚の選択性といいます。
好みの異性ばかり気になって、他の人が見えなくなることも知覚の選択性です。
ミュラーリヤーの錯視
錯視とは、錯覚して見えること。
下の図のように、矢羽が閉じているものよりも、矢羽が開いているものの方が長く見えます。
錯視を利用すれば、背を大きく見せたり、痩せて見せたりすることも可能です。
平井加尾は、土佐出身で坂本龍馬の幼馴染、龍馬より3歳年下の女性。龍馬の初恋の相手。
龍馬は14歳から剣術を始める。龍馬19歳、加尾16歳の時に、婚約をして江戸へ剣術修行へ行く。
一年の修行ののち土佐へ帰国。黒船のような大きい船を作りたいと加尾に告げる。
加尾は、藩からの命令で京都へ手伝い役に行く。
龍馬28歳の時に脱藩する。
龍馬を待つも戻ってこず、29歳の時に4歳年下の土佐藩士・西山直次郎と結婚する。
「ビーバップハイヒール」より