料理 栄養 一口メモNO3

役に立つと思った知識や情報、思いついたこと、発見したことなどを書き留めておくサイトです。栄養に関連して発見したことや気付いたこと、面白いと思ったこと、感想など。一口メモを募集しています。こちらからエントリーできます。


ミネラルは、5大栄養素の一つで、歯や骨などを構成する材料となる、生体機能を調整する、酵素を材料となって、その働きをサポートするといった役割をします。ミネラルは、骨粗しょう症や貧血などを予防する効果がありますが、とりすぎると高血圧などの要因となることもあります。ミネラルの種類には、亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・マグネシウム・マンガン・鉄・銅・ナトリウム・ヨウ素・リンがあります。

ミドリムシソフト M−59
3億匹のミドリムシを含んだバニラの味がするソフトクリーム。
ミドリムシは田んぼなど淡水で採れる微生物。
ミドリムシには、アミノ酸やミネラル、ビタミンなど、59種類もの栄養素が含れていて、人が欠如しやすい栄養素を多く含んでいます。
栄養素が不足しがちの若者に食べてほしいという理由でソフトクリームが選ばれたそうです。(WBSトレタマで紹介されました。レポーターは松丸友紀さん)

マンガンは、インスリンの合成を助け血糖値をコントロールします。不足すると、糖尿病になりやすくなったり、骨(骨粗しょう症など)や爪・髪に異常をきたすことがあります。
マンガンを多く含む食品には、生姜(しょうが)、ほうじ茶、紫蘇(しそ)、木綿豆腐などがあります。

マグネシウムは、ミネラルの一種で、歯や骨の形成に必要な栄養素です。筋肉や神経の維持をサポートする役割もあり、マグネシウムが不足すると、イライラするなどストレスの要因となったり、筋肉の働きが低下したり、手足がしびれるなどの症状が起こることがあります。
マグネシウムを多く含む食品には、玄米ご飯、納豆、しらす干し、とうもろこし、なまこ、油揚げ、豆味噌などがあります。

ポテトチップスで有名な「カルビー」の名前の由来は、カルシウムとビタミンB。
「キングコングのあるコトないコト」より

ホルモン焼きとは、小腸や大腸の肉を焼いたもので、焼肉店などのメニューでよく見かける。ビタミンB1やビタミンB2を豊富に含む。

ホオリイの豆乳おからクッキーというダイエット食品も売れ筋で人気があるようです。食物繊維を豊富に含んでいて大腸の働きをよくするそうです。
この商品の口コミ情報を見ていると、歯ごたえがあって満腹感がある、腹もちがよくちょうどよい硬さでお昼代わりに食べている、便秘が改善したなど好評価なコメントが多いですね。

フィトケミカルは、抗酸化作用(活性酸素を抑える働き)があり、動脈硬化などを防いでくれます。フィトケミカルの種類には、ポリフェノール、カロテノイド、テルベノイド、イオウ化合物、リグナン酸、グルカン、海藻多糖類があります。フィトケミカルの多くは、野菜や果物の色素や辛味成分に含まれています。トマトやトウガラシ(唐辛子)の赤、ニンジンやカボチャのオレンジ、タマネギや白菜の白、トウモロコシの黄色、ブルーベリーの青など。

ピーマンには、ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンC・ビタミンD・ビタミンPなどを豊富に含んでいます。
ビタミンCは、脂肪の代謝を促進し、ビタミンPは毛細血管を丈夫にして血栓などを防ぎます。
ピーマンは糖尿病の予防によいとされています。
ピーマンのイラスト

ビチオン(ビタミンH)は、ビタミンBの仲間で、たんぱく質や糖質・脂質の代謝を助けます。ビチオンは、乾燥肌や肌荒れ・白髪・脱毛を予防するなど皮膚とかかわりの深い栄養素です。ビチオンを多く含む食材には、レバー・サケ・イワシ・ピーナッツ・卵・ほうれん草・グレープフルーツ・牛乳などがあります。

ビタミンは、カルシウムの吸収を促進したり肌や粘膜の健康を保つなど、タンパク質や炭水化物などの代謝を促す補助的な役割をする栄養素です。ビタミンの種類には、ビタミンA・D・E・K・ビタミンB1・B2・B6・B12・ビタミンC・葉酸・ビチオン・ナイアシン・パントテン酸などがあります。

ビタミンK(フィロキノン)は、出血の際に血液を固める際に必要な栄養素です。納豆やほうれん草、春菊、菜の花などの食材に多く含まれています。

ビタミンE(トコフェロール)には、強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を抑え、シミ(しみ)やしわになるのを予防します。また毛細血管の血流を良くして、動脈硬化や冷え症などを防ぐ、生殖機能を維持するなどの効果も期待されています。ビタミンEを多く含む食材には、西洋かぼちゃ、アーモンド、大豆、キングサーモン、ひまわり油、ツナ油づけ、らっかせいなどがあります。

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、歯や骨が弱くなるのを防ぎます。ビタミンDが不足すると骨軟化症になったり、さらに悪化すれば骨粗しょう症になり骨折しやすくなることもあります。ビタミンDを多く含む食材には、秋刀魚(さんま)、鮭(さけ)、カワハギ、干しシイタケ、鰹(かつお)、アンコウ、ウナギのかば焼きなどに多く含まれます。

ビタミンC(アスコルビン酸)は、化粧水などにもよく使われる栄養素で、コラーゲンを合成を助け、抗酸化作用により活性酸素から体を守ります。シミ(しみ)・ソバカスの原因となるメラニン色素の生成を抑えるなど美肌によいとされています。その他、血管を強くする、免疫力を高める、ストレスに対しての抵抗力が高くなる、疲れ目に効くなど。ビタミンCは、グレープフルーツ・オレンジ・トマト・ライム・イチゴ・柿・赤ピーマンなどに多く含まれます。リンゴもビタミンCが多く含まれているように見えますが、実際には多くは含まれていません。しかしビタミンCの吸収を助ける作用があると言われています。

ビタミンB6は、アミノ酸や脂肪酸の代謝や神経伝達の合成にかかわる栄養素で、皮膚炎や口内炎・貧血などを予防します。ビタミンB6を多く含む食材には、にんにく・まぐろ・カツオ・牛レバー・鶏レバー・豚レバー・サケなどがあります。

ビタミンB2(リボフラビン)は、エネルギーの吸収を補助し、粘膜の再生を助けます。ビタミンB2が不足すると、肌荒れや・結膜炎・口内炎になることがあります。ビタミンB2を多く含む食材には、豚レバー・牛レバー・鶏レバー・ウナギのかば焼き・うずら卵・すじこ・魚肉ソーセージ・いくら・納豆などがあります。
ウナギのイラスト

ビタミンB12(コバラミン)は、神経機能を正常に保ち、DNAやRNAの合成を助けて赤血球の生成に寄与します。貧血や動脈硬化を予防します。ビタミンB12を多く含む食材には、牛レバー、鶏レバー、豚レバー、シジミ、赤貝、スジコ、イワシ、カキ、サンマ、アサリ、イクラなどです。

ビタミンB1(チアミン)は、エネルギーの吸収を助ける役割をします。これが不足すると、疲れやすくなったり、脳へ糖が運ばれなくなり神経機能に異常をきたすことがります。またビタミンB1が不足すると脚気になることもあります。ビタミンB1を多く含む食材には、豚もも肉、とうもろこし、玄米ごはん、ウナギのかば焼き、豚ヒレ肉、たらこなどがあります。

ビタミンAは、粘膜の乾燥を防ぎ、乾燥肌や疲れ目、視力低下、ドライアイ(目の乾き)、風邪など免疫力の低下による呼吸器障害を予防する働きをします。ビタミンAはレチノールとβカロチンの2種類があり、豚レバー・鶏レバー・うなぎの肝、ニンジン・ほうれん草・西洋カボチャなどに多く含まれます。

ビールは明治初期には、栄養価が高かったことから、薬局で売られていた。「雑学王」より

パントテン酸(ビタミンB5)は、ビタミンBの仲間で、脂質や炭水化物の代謝をサポートする栄養素です。ストレスに対する抵抗力が低下するのを抑え、不眠や倦怠感を防止します。パンテトン酸を多く含む食材には、鶏レバー・豚レバー・牛レバー・ししゃも・納豆・牛乳・ウナギのかば焼き・ニジマスなどがあります。

ハヤシライスの作り方。(初心者でも簡単に作れる料理講座
1.タマネギ・ジャガイモ・ニンジン・牛肉を切る。
2.鍋に水を入れと沸騰させる。
3.ハヤシライスのルウを入れる。
4.フライパンに油をしき、1で切った野菜と牛肉を炒める。
5.2の鍋に炒めた野菜や牛肉を入れる。
6.ご飯に5で作ったハヤシライスを入れて完成。
ハヤシライスのイラスト

ネギには、硫化アリルやセレンが含まれており、癌(がん)を予防する効果があります。
またネギの白い部分には体を温める成分があり、風邪などの症状にも効果があります。

ニンジンには、βカロチンのほか、αカロチンも含まれています。カロチンには抗酸化作用(活性酸素を抑える働き)があり、癌(がん)を予防する効果があります。
ニンジンのイラスト

ニラの雑炊は、お腹を冷やしたときなど一過性の下痢に良いとされています。

ニキビ対策は、脂の多い料理やお菓子を取りすぎないようにすること。野菜が不足して便秘ぎみになると、町内の有害物質が肌荒れやニキビなどを引き起こすことがあります。バランス良く栄養を取り、寝不足などの不規則な生活が続けないよう気をつけることも大切です。
コラーゲンは肌にうるおいをもたらし、美肌によいとされています。コラーゲンは、鶏の手羽や牛すじ、フカヒレ、レバーなどに多く含まれています。

ナトリウムは、ミネラルの一種で、血液の循環を維持して筋力の低下を抑えるなどの働きをします。ナトリウムが不足することは通常あまりありませんが、とりすぎると高血圧や胃潰瘍、動脈硬化のリスクが高くなるので注意が必要です。ナトリウムを多く含む食材には、梅干し、赤味噌、白味噌、醤油、塩マス、たらこ、カップ麺など、主に塩が効いた食品に多く含まれています。食品を買うときに、栄養成分表示の中でナトリウムがどの程度含まれているかを確認してみるとよいです。

食塩相当量とは、食品の中に含まれるナトリウムの量を食塩の量に換算したもの。
ナトリウム(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g)

ナイアシン(ニコチン酸・ニコチンアミド)は、血行を良くして、肌を健康に保つ栄養素です。肌荒れ・口内炎を予防のほか、二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドを分解する働きもします。ナイアシンを多く含む食材には、カツオ・まぐろ・たらこ・めんたいこ・鶏ささ身・サバ(鯖)・牛レバー・豚レバーなどがあります。

ダイエットのコツ。
・運動をして筋肉をつける。
・筋肉がつけば基礎代謝があがり、エネルギー消費量も増える。
・運動はウォーキングや自転車など軽めのもの(有酸素運動)を長く長期間続けるのがいい。

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